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犬猫と人の菌対策

猫ひっかき病 感染源は90%以上がですが、犬・ウサギ・サルからもリケッチア科のバルトネラヘンセラ菌が感染することがあります。感染経路は、掻傷・咬傷・接触・猫ノミです。ノミの寄生を受けている猫は感染源として極めて重要です。動物は不顕性感染ですが、人では有痛性のリンパ節腫大・発熱が見られほとんどは2~3カ月で自然治癒します。
猫クラミジア感染症 感染源は猫カゼ症候群に罹っている主に子猫ですが、回復した猫は慢性のキャリア状態になる事が多くストレス後に症状が発現したり再発する事もあります。人で稀にクラミジア菌が感染し結膜炎を発症します。感染経路は眼脂・鼻水・唾液による直接的接触がほとんどです。
パスツレラ症 猫(口腔内97~100%・前肢と爪20~25%)と犬(口腔内15~55%)にパスツレラ菌が常在しています。人への感染経路は外傷・非外傷(飛沫感染・濃厚接触)・接触歴不明ですが、大部分は犬猫の咬傷と掻傷による創傷感染です。症状は局所の激しい疼痛・発赤・腫脹で、重症(敗血症・肺炎)になることもあります。
カプノサイトファーガ・
カニモルサス感染症
カプノサイトファーガ菌は犬猫の口腔内の常在菌です。咬傷・掻傷により稀に人へ感染します。発熱・倦怠感・嘔吐・頭痛・腹痛・敗血症・髄膜炎などを起こし免疫機能の低下した人には重症化し死に至ることもあります。
レプトスピラ症 ハムスター・マウス・ラット・ドブネズミ・野ネズミ・タヌキ・キツネ・ヘビなどがレプトスピラ菌を保有しています。猫は自然免疫があり発症例はほとんどありません。保菌動物は健康体にもかかわらず尿中に持続的排菌しています。また感染犬の尿からも症状回復後も長期間排菌されます。感染経路は、感染動物の尿や尿に汚染された食物・水・土壌から経口的・経皮的(創傷・擦傷)によ伝播します。人のワイル病では発熱・結膜充血・頭痛・筋肉痛と黄疸・出血・蛋白尿の3主徴が見られます。
サルモネラ症 カメ(ミドリガメ)・ヘビ・トカゲ・イグアナ・ニワトリ・ウズラ・アヒル・七面鳥などほとんどの動物がサルモネラ菌を保有しており、では10%が保菌しています。猫は自然抵抗性があり発生例および保菌猫は少ないです。感染経路は、汚染された食肉や鶏卵など未調理あるいは不完全な過熱状態で摂取することです。また犬とミドリガメなどの汚染便による経口感染に注意が必要です。人では急性胃腸炎を発症します。
カンピロバクター症 犬・猫・ニワトリ・七面鳥・ハト・オウム・インコ・野生動物などの腸管内に保菌しています。感染経路は、カンピロバクター菌に汚染された食品や飲水を摂取あるいは保菌動物との直接・間接接触によって人に感染することがあります。症状は軽度の胃腸炎で粘血下痢便を伴います。犬猫の病気としてはほとんど重要視されませんが、犬猫の下痢症を扱う際には飼主の家族(とくに子供)に注意が必要です。
結核 犬・猫・サル・牛など多くの動物が結核菌に感染します。人および牛の発生率の低下で、犬猫の結核が減少しましたが完全に撲滅されたわけではありません。多くは空気感染ですが経口感染(汚染された牛乳・乳製品)やまれに経皮感染することもあります。犬猫から人に感染する事はほとんどなく、人から犬猫への感染が確認されています。人の症状は、微熱・咳嗽・喀痰・胸痛・リンパ節腫脹などです。
ブルセラ症 犬・牛・ヤギ・ヒツジ・豚・イノシシなどがブルセラ菌に感染します。猫は自然抵抗性があり感染しても発症することなく自然治癒します。犬ブルセラ症は、人間に対して最も病原性が弱く重篤な症例は稀です。感染経路は、感染動物の非加熱殺菌の牛乳やチーズの飲食と、流死産の汚物などへの接触です。原因不明の流死産胎児などには、絶対に素手では触れないようにしましょう。人の症状は、発熱(波状熱)・全身的疼痛(頭痛・関節痛・筋肉痛)・リンパ節腫大・インフルエンザ様症状です。
ライム症 ・猫・リス・シマリス・アライグマ・ハツカネズミ・野ネズミ・鳥類などが感染源となり、感染動物から人への直接伝染はなく保菌マダニの刺咬によりボレリア菌が伝播されます。人の症状は刺咬部を中心に拡大する遊走性紅斑・インフルエンザ様症状・髄膜炎などがみられます。
Q熱 コクシエラ菌はリケッチア科に属し、感染源は主に野生動物(クマ・エゾジカ・野ウサギ・カラス・ハト・キツネ・サル)ですが犬猫も重要な感染源になります。感染経路は、体液や排泄物の乾燥粉塵の経気道感染と濃厚接触や経口感染があります。人の症状は、50%が不顕性感染で一過性の発熱・軽度の呼吸器症状で治ることも多いですが、病症は多彩でインフルエンザ様症状・肝炎・腎臓障害・うつ症状・全身倦怠感・不定愁訴・慢性疲労症候群などで治療が遅れると死亡することもあります。
皮膚糸状菌症 真菌(カビ)に分類され、猫(仔猫)・犬・イエウサギ・チンチラ・ハムスター・マウス・ラット・モルモット・ハリネズミ・リス・サルなどと土壌が感染源となります。 感染経路は土壌中に存在する菌が体表に付着するか、感染動物からの直接・間接接触です。感染した動物が家庭内にいると飼育環境が汚染しているので、清掃して洗浄・消毒などすることが必要です。人の症状は円形あるいは楕円形の境界明瞭な紅斑・環状の隆起・小水疱性皮疹・ビラン・落屑・鱗屑などです。人では発生部位によりミズムシ・シラクモ・ゼニタムシ・インキンタムシなどと言われています。
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